皆様 それぞれに 清々しい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

さて 食品部会としてスタートしてより ほぼ丸三年、一般社団法人 食品品質プロフェッショナルと名前を変えてより 1年近くが経過いたしました。世間でいえば まだまだ若い組織とはいえ ごく一部では それなりに見られるようになってきた悪弊もあります。この会は「社会に尽くす」という最終目標に向かっていくために結成されたのであって この会のために働くということは すなわち 社会に尽くすことであるということの再確認が必要になってきています。「働いてやる」のではなく「働かせていただく」という奉仕の精神が 根底に脈々と流れている活動であることの 改めての認識をお願いいたします。いつの間にか 会に何かをしてもらうことが第一義となって 会に何ができるかを考えることがおろそかになるのであれば それはご自身と会との関係をもう一度見つめなおしてみるいい機会を提示しているのだと思います。

2017年度は大きな意味で飛躍の年でした。2016年度に続き 農水省の補助事業をテクノファという研修機関経由で受注しました。JFS研修の構築とその実施、そして規格説明会への講師派遣です。途中 農水省、JFSMの方針転換が相次ぎ そのたびに仕事が増えるという苦労を重ねましたが、世の中でいう「食品安全(マネジメント規格)研修」というものを肌で感じ システマティックな研修体系を運用できるノウハウを獲得したのは 食品品質プロフェッショナルズとしては大きな成果でした。また 内面を話しますと 我々がどれだけの動員力を持っているのか、その中で本当にリーダーシップをとりうる人は誰なのか、確認していくプロセスを通じて 私の頭の組織図も具体的な形を持ち始めました。これは 実際に難事に当たってみることで 組織を極限まで引っ張ったときにのみ見えてくるものだと思います。

また 通常の一般対象のセミナーだけではなく 春と秋に関西大学梅田キャンパスにて 通学型HACCP研修を開催し 好評を博しました。3日間連続で自分の職場を空けることができないような忙しい方々を対象に編み出した研修手法ですが ここまでの反響をいただくとは思ってもおりませんでした。ここでも内面の話をいたしますと 自己申告で HACCPの専門家と宣言される方々が 真の意味でのいい講師かといえば それは別の話で 謙虚に自己研鑽を怠らない方 研修というのは一方通行ではないので(単に教えていればいいのではなく 相手にわかってもらわないといけない)理解してもらうための努力を惜しまない方が HACCP講師としては最高のパフォーマーとなりうることを 身をもって感じることができました。昨年12月には東京でも 同様の研修を開始しましたし、本年2月には名古屋で開始予定です。講師は いくらいても足りないほどの状態となってきました。皆様の中でも ぜひとも講師として自分を磨いていきたいという方がいらっしゃいましたら お声がけください。

なお、東京での通学型HACCP研修案を練っている折に なかなか土曜日に事務所を解放してくれるような会社などないこと、公的な会場は安いけれど予約を入れられるかどうか最後まで分からないこと、いろいろ悩んだ挙句 東京のJR飯田橋駅付近にある ダン・リーガルビル4階(〒 102-0072東京都千代田区飯田橋1丁目7-11)の賃借に踏み切りました。

小さい39平米ほどの事務所ですが 20人程度までの会議や研修には十分ですし、詰め込めば30人近く収容可能です。 当座は土曜開催の通学型HACCP研修以外は空いております。会員の皆様も 東京での会議・研修などの用途がありましたら 事務局(info@qpfs.jp) に相談ください。無料でお使いいただけます。常駐者はおりませんので鍵をメールパックで送らせていただく あるいは 鍵を所持している者が 開錠・施錠に立ち会う方向で対応いたします。

続けますと 私が勤める関西大学での講座「食のリスクマネジメント」も会のメンバーを中心に講義していただくことで 順調に推移しております。まだ一年次生にしか解放されていませんが 2017年秋期には 受講登録者が127名という大きなクラスに膨れ上がりました。本年度からは 全学年に開放しますので 千里山キャンパスの最大の教室を借り受ける事態となるかもしれません。食という身近な話題 その中でも新規性のあるリスクマネジメントという側面、それを社会での実体験を積んだ講師が話すという構成が非常に好意的に受け止められているようです。リスクマネジメントの一環として 当然 HACCPも説明されます。興味のある方は どうぞ見学に来てください。また 講師も定期的に少しずつ入れ替えていくことが期待されています。実社会での経験を語ってみたいという方は 私 teddyhirota@yahoo.co.jp にお声がけ下さい。

このように 食品品質プロフェッショナルズは 昨年培ったHACCPを中心とした食品安全の啓蒙という路線を今年もまた突っ走ってまいります。皆様ご自身の参画も一つですが ご存知の方々、周囲の方々をセミナー聴講、研修参加、そして メルマガ会員・会員登録へもお誘いください。

末尾にはなりますが 本年が皆様にとって 佳き年となりますように お祈り申し上げます。

2018年1月 代表理事 広田 鉄磨